MISAWA
01
MGEOについて
開発の背景
地震大国日本。住まいの地震対策は欠かせません。
甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災。その後も、2000年の鳥取県西部地震、2003年の宮城県北部地震、2004年の新潟県中越地震など、大地震の被害は続いています。さらに東海地震や首都圏を襲う南関東地震などは、いつ起きても不思議ではないといわれています。
 
日本で家を建てるということは、地震に備えた家を建てるということです。
地震を引き起こす海溝と主な活断層
ミサワホームは創業以来、大地震において全壊・半壊ゼロ。
阪神・淡路大震災でミサワホームは全壊・半壊ゼロ 阪神・淡路大震災で全壊・半壊した建物は、新耐震設計基準が設けられた1981年以前に建てられたものが多かったといわれています。一方、ミサワホームは全壊・半壊ゼロ。もちろん、1981年以前に建てられた家も無事でした。構造体に充分な余力を確保している点が、地震に強いミサワホームの最大の特長といえます。
全壊・半壊ゼロから損傷ゼロの住まいづくりへ。
ミサワホームでは、過去の実績やデータなどから判断して、阪神・淡路大震災クラスの地震では耐震性能においての心配はしていません。ただ、仕上げ材などで軽微な被害があると、心配になられるご入居者も少なくありません。
そこでミサワホームは、「度重なる巨大地震に対しても無傷な家」を目指しました。
まず、「免震」に着手。しかし、問題点が。
まず着手したのは、免震工法でした。免震構造は、地震のエネルギーを直接建物に伝えない構造で、揺れを1/5〜1/10程度に低減するという有効な手段です。
しかし、調査研究を進めるうちに、設置条件や作動条件等でさまざまな制約があることがわかり、それらの条件に見合うお客様は、全国的にみて僅か2〜3%程度と考えられます。
 
ミサワホームは、すべてのお客様に安心で快適な住まいを提供するために、新たなる技術開発に着手しました。
ミサワホームの免震住宅の実例
すべてのお客様にご提供できるシステムの誕生。次世代耐震構造MGEO(エムジオ)。
そこで着目したのが、制震構造。高層ビルでは、今、免震から制震へ技術革新が行われています。制震構造とは、建物の内部に組み込まれたエネルギー減衰装置が、地震や風などの外部からの運動エネルギーを吸収し熱エネルギーに変換して、揺れを低減するものです。
この技術をミサワホーム独自の木質パネルの中に、新たな技術として取り入れられないか。敷地条件や作動条件などに左右されず、すべてのお客様に提供できる制震装置とはどんなものか等の模索がはじまり、さまざまな角度から実験、検証、データ収集などが繰り返されました。
そして遂に完成したのが、「次世代耐震構造MGEO」。明治大学理工学部建築学科の野口研究室と、ゴム分野での最先端企業である住友ゴムグループSRIハイブリッド社などの協力を得て実現。建物内部の壁の中に収まり、テコの原理を応用した制震パネルです。制震パネル内に組み込まれた「高減衰ゴム(住友ゴムグループSRIハイブリッド社が開発)」が地震エネルギーを熱エネルギーに変換して、建物の揺れを低減します。
こうして、すべてのお客様にお求めやすい価格で提供できるシステムが誕生しました。
制震パネル